空can

01.屋外清掃

家から家の周りまで綺麗にするので、管理が行き届いていることが外から見てもわかりやすい状態になります。

主にはエントランス周囲や家の周りを清掃し、ゴミの回収をおこないます。

02.建物外部目視点検

建物外部にできた、ひびなどを始めとした劣化状況を確認します。
よくみると、屋根のパーツが落ちてきそうな部分が発見されることも。

建物外部の劣化は、壊れることで周囲の人を危険に巻き込む恐れがあります。
家には人が住んでいなくても、近隣に危害を加えてしまった場合、トラブルの原因になります。

03.郵便受け確認

郵便受けに入っている投函物を回収します。
近隣の人たちは、郵便受けの状態を見て、人が住んでいるかを確認しています。

郵便受けがいっぱいになっているということは、長い間留守にしていることを周囲に知らせているようなもの。
定期的な回収が、犯罪から家を守ります。

04.植栽の越境確認

植栽が隣の土地まで伸びきっていないかを確認し、伸びている場合には対応します。
たかが植物と思っていても、近隣の人にとっては大きな迷惑になっていることがほとんどです。

隣の家が荒れ果てた状態であるというだけで、不安な気持ちになるもの。
植栽を管理することで、近隣トラブルを防げます。

05.防犯確認

とてもおぞましい話ですが、犯罪者が空き家に目を光らせていることは珍しくありません。
建物内外に侵入者の形跡がないかを確認し、必要に応じて対処します。

長い間空き家を放置しておくことで、内部のものが盗まれたり、勝手に人が侵入して住み始めていたりすることも。
知らない人物が中にいて鉢合わせしてしまうほど、背筋が凍ることはありません。

定期的に防犯チェックを行うことは、身を守るためにも重要です。

01.全室換気

室内の通気を良くするために、全窓を開放する作業を行います。
湿気で室内にカビが生えたり、建物が悪くなってしまうのを防ぎます。

02.雨漏り確認

天井・壁面・床に、雨漏り箇所がないかを確認します。
雨漏りがあると建物全体をダメにしてしまうので、修理が必要な場合はすぐに対処法を考えます。

03.通水確認

建物内の全ての蛇口を開放します。
水がずっと水道管に溜まることで、水が腐って異臭を放つ原因になります。
最悪の場合、虫が湧く原因になるため、定期的に水を流すのが重要です。

04.近隣対応

近所の居住者の方に、挨拶をしに行くことも重要です。
人がしっかり管理していることを知らせ、不在のときも近隣の人の意識が向くことで、犯罪から家を守るための働きかけをします。

05.建物内清掃

建物内は簡易的な清掃を実施します。
希望によって、入ってほしくない部屋などがある場合にも、柔軟に対応します。

06.室内防犯確認

室内にある、全居室の施錠確認を実施します。
人がいない間もセキュリティーがしっかりしているか、壊れていないかなども念入りに確認します。

01.箱貸し

空き家をそのまま貸す方法を、「箱貸し」と呼んでいます。
不動産収入は比較的安くなる傾向にありますが、すぐに貸せるのがメリットです。

これからリフォームや建て直しにお金をかける予定がない場合や、とにかくすぐに不動産収入を得たいという時におすすめです。

02.しっかり貸し

「箱貸し」に対して、整備が必要な賃貸方法には「しっかり貸し」という選択肢があります。

より借主が見つかりやすいような状態に整えてから貸出を行うので、相場で貸せるのが特徴です。
整備するために費用がかかることがほとんどですが、不動産を資産として活用しやすくなります。

長期的に賃貸を続けたい場合や、しっかりした収入源にしたいと考えている場合に向いています。

03.定期貸し

一定期間だけ貸出をするのが「定期貸し」です。
「今は賃貸をして収入を得たいけど、将来的には自分が戻ってきて住みたい」と考えている場合などにぴったりです。

今だけ家を空けなくてはいけない理由がある場合などにも、誰かに住んでもらうことで収入を得ながら物件の老朽化を遅くできます。

将来の使用予定に合わせて、貸出をする期間を事前に設定しておけるのが特徴です。

04.倉庫貸し

近隣の居住者の方に、挨拶をしにいくことも重要です。
家を貸したくない理由があるときなどに、倉庫として貸す方法です。
人が住むわけではないですが、倉庫として利益を生み出せます。

定期的に人の目につくことになるので、完全に空き家になるよりも犯罪者から目をつけられにくいのも良い点です。

05.スペースマーケット・レンタルスペース

「スペースマーケット」や「レンタルスペース」と呼ばれる賃貸は、空き家を日単位や時間単位で貸す方法です。

例えば、数時間だけ撮影場所として使いたい人や、会議室として使いたい人など、用途はさまざま。
空間さえ整っていれば良いので、初期費用がおさえられることが多いです。

06.民泊

短い期間で貸せるため、いつまで貸出を行いたいかわからない人などにも向いています。
うまくいけば通常の賃貸よりも利益が出ることがありますが、定期的な管理が必要です。
積極的に資産運用をしたい人に向いています。

01.すぐに売却

「可能な限りはやく売りたい」という、スピード重視型の売却になります。
はやく売るためにお買い得感を出すことが多いため、販売値段は安くなってしまう傾向がありますが、すぐに現金調達が可能な方法です。

今すぐに現金が必要な人や、はやく売り払ってしまいたい人にピッタリです。

02.じっくり売却

焦らずに、じっくりと査定や価格調整をして売却をします。
相場にあった金額で購入希望者が現れるように、慎重に売却を行います。

相場以上で購入してもらうことを目標にするため、「すぐに売却」をするときと比べて時間がかかることは多いですが、着実に資産に変えたい人におすすめです。

売却まで待てる人や、時間がかかっても高く売りたい人にピッタリの方法です。

01.売買机上査定システム方式

「売買机上査定システム方式」は、一般的には「机上査定」とも呼ばれています。
現地に行って物件を見て査定するのではなく、地域などのデータをもとに査定をするため、厳密な調査をする場合と近い査定価格にはなるものです。

まずはおおよその価格を知りたい、という人は、「売買机上査定システム方式」から利用されるのも良いでしょう。

02.建物検査(インスペクション)による査定

「建物検査(インスペクション)による査定」では、プロが物件を訪れて、具体的に査定を進めていきます。
「売買机上査定システム方式」のように、データとして分かるものと照らし合わせながら、現地情報をあわせ、より具体的な価格を決定する査定です。

物件の状態や、地図ではわからない周辺環境まで確認していきます。
売却をするには必須の情報になるので、プロが慎重に見極めることが重要です。

03.提携・買取業者によるオークション形式

不動産会社がオークション形式で物件を買い取ってくれるのが「提携・買取業者によるオークション形式」です。
例えば、いつまでに現金化したいなどの希望がある場合に、手っ取り早く買主を見つけたいときに便利な方法になります。

買主が不動産会社なので、例えば一般人から購入希望者がなかなか見つからないときや、さっさと売却してしまいたいというときにも買い手が見つかりやすいです。

ただし、一般的に販売するよりも2〜3割ほど安くなってしまうことが多いので、理由があってどうしても売れない物件などに向いている売却方法です。